今日がどんな日でも 何をしていようとも 僕はあなたを愛してしまうだろう






昨日まで心に誓っていた禁煙の二文字と絶好して、煙草に火をつけた。煙と一緒に、わたしの身の程知らずな想いもどこかへ飛ばせたらいいのにと思う。未だ見ぬ幸せなんて御伽噺を、いくつになっても夢見ている。



わたしがきみに会いたくて苦しい気持ちでいる時に、きみは誰と会って笑っているんだろう。きみは誰を想って苦しくなるんだろう。きみはその可愛い唇で誰に愛の言葉を囁くんだろう。それはわたしじゃダメなのかな。



一度汚れてしまったら限界まで汚れる他ないと思う。ただ楽してお金を稼げればいいんでしょ、と言われればそれまでだ。気持ち良くて薬を辞められないのと一緒で、わたしも自分の体を商売道具にする事を辞められない。一度失ってしまったものはもう二度と戻らないと思う。どれだけの愛を与えてくれたって、捧げてくれたって、わたしの汚れは二度と落ちない。こんなに汚れてしまっても愛してくれる?なんて馬鹿みたいな事は言わないから、心の隙間にそっと寄り添いたい。もう戻れない。正直ゲームオーバーだし、闇鬱ENDのルートに入ってる。


だけどやっぱりわたしは身の程知らずな願いも抱えてしまってる。いつか光を見たいと思っている。それはどうしても捨てきれないものだけど、どうしても叶わないものだ。


わたしはきみの中で都合の良い存在で終わる。それ以上でもそれ以下でもなくて、きみはそれでいいと思っていて、わたしもそうだと思っていて、そう信じて疑ってないんだと思う。きみの気持ちが手に取る様に分からない。


伝えたい想いが、募っていくまま、ひとつも減らない僕を、笑い飛ばしてほしいんだ。あなたがいてほしいんだ。