きっともうこれ以上 傷つくことなど ありはしないとわかっている





煙草はお金がかかるから、やはり今度こそやめようと思って今日は一箱も買わなかったんだけど、吸いたすぎていま死にそう。



だって煙草を吸わない時間何を吸って過ごしたらいいんだろうと思う。煙草吸えないならちんこしゃぶらせてくれよ、頼むよ………




今日は一人暮らしの部屋を片付けた。妹と妹の彼氏とお父さんが手伝ってくれて、そんなに多い荷物ではなかったんだけど、4人がかりで実家まで運んできた。



その後お礼ってことで、(お金を払ったのはお父さんなんだけど)4人で居酒屋へ行った。


今日はそれで終わり。




ある人にネットで恋愛について相談していたんだけど、あなたが元風俗嬢であるにも関わらず相手は何か特別なものを与える訳でも無く、仲が良くなったからって好きな時にタダでしてもらっているというのは、搾取しているようにしか聞こえない、と言われた。



その人は絵を描いてお金を貰うこともあるみたいなんだけれど、身内であってもタダで描いてと言われたら描かないよと言っていた。成程そう考えると搾取のようにも思える。



ていうか、わかっていたんだけど。

わかっていても、それでもいいと思った。わかっていても、僅かな望みの可能性に賭けてみたかった。



人から言われるとそうだよね、そういうことなんだよねと実感するんだけど、だからと言って気持ちを抑えられるのかと言えば抑えられなかったりする。理屈とかじゃなくて、なんかもうわたしはあの腕がすきだった。少し湿った感じの、皮膚の柔らかい肌。太くて安心感のある腕で抱き締められたらもう終わりだと思う。虜だと思う。仕方ないと思う。だってもう麻薬と一緒なんだよ。ダメってわかってても欲しくなっちゃうの、好きなの。



でもわたし、いつかこの人に酷く傷つけられるんだということも何となくわかる。それでもやめられないんだからどうしようもない。



きみがわたしを雑に扱うなら、わたしも雑に扱ってやろうと思った。別にいなくなったって構わない、都合よく扱うならわたしも都合よく扱ってやろうと思った。思ったけど、そう出来たらいいのにってだけで、思っただけで。結局無理なんだなあ。



でもなんかもう、成る可く考えないようにしたい。


それでもう、跡形もなく消えちゃえばいいんだきみなんて。忘れたい。